蚊ではなく蝿だった
昨日はあまりに眠かったので22時ぐらいに床に就いたのだが、
そんなときに限ってうるっっっさい虫がブンブン音を立てて飛ぶ。
無視しようとしても気になって眠れないので電気をつけて
虫の居場所を探ったり、合間に読書とゲームをして、
ようやく決着がついた時には24時を回っていた。寝不足続行中。
あまり精神衛生上よろしい読書ではなかったが、昨日今日で
「とにかく散歩いたしましょう」/小川洋子、と「Fate/Zero」1/虚淵玄読了。
読んだのは単行本。文庫は10日に発売。
読んでから気づいたこと。角田光代と思って借りてしまっていた……。
なんで間違えたんだか。期せずして小川さんのエッセイ初読みである。
思索にふけるところや表現はエッセイであってもほんと小川作品らしいが、
自分を (どこまで本当かは知らないが) 中心に描くとまた違った印象がして、
その差異が新鮮だった。エッセイや書評集は作家本人の考えが小説に比べて、
くっきりと出てくる。わりと好みに合っていたのは幸いだった。
また、エッセイの中で出てくる本はどれも読んだことがない作品なのだが、
その雰囲気を味わえたような気がする。…おそらくこの先も読まないだろうが
作家を通して読んだ気になれる疑似体験はとても贅沢に感じる。
「Fate/Zero」はまだ評価保留。読み終わってから感想書くかもしれない。
1巻ですでにウェイバーちゃんマジヒロインの片鱗が見られる。