オトコの腐ったようなやつ

小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記、雑記

11/23 マチソワ観劇日記①

数日経って現実に揉まれて夢だったような気持ちですがライフログとして。


京都手前までは快適だったはず(寝ていたので記憶が定かでない)の新幹線移動、目的地が近づくにつれて上り線が止まっている影響で下りも遅れるとのアナウンス。まあ言うてももうすぐだし…と思っていたら京都で20分遅れ、新大阪でなんと40分遅れ。観劇前にお昼をあそこで買って~キャトルレーヴ寄って~とか考えていたけれどすべて無視してダッシュ、ぎりぎり開演1分前に着席。

息をつく暇もなく月組公演「ゴールデン・リバティ」開演。大人数が板について見せ所が多々あって、ただそのいろいろな要素が多すぎてストーリーが追いづらいという大野先生らしいといえば大野先生らしい作品。なんで西部劇で最後が南国の島のダンスやねん!でもまあお披露目公演としてはとにかく鳳月杏のかっこよさを引き立ててはいるのでその点では完璧だったと思う。お披露目(と退団)なんてトップスターがかっこよければかっこいいほどいいんだからね。
鳳月杏というスターは不思議で、脇に回ってもしっかりと中心を支える存在にもなれるし、中心に来ても自分が芯になることもできる、オーラ量を自在に変えられるような能力者のごとき表現者で、ちょっとスターの中では特殊なタイプだと思う。

後半のショー「PHOENIX RISING」はこれまた野口先生らしい、ギラギラハデハデ、月組には珍しいハイカロリーなショー。55分もあるのでほんとにお腹いっぱいです、と思うのに体感的には10分くらいで終わってしまうので本当に楽しい時間って過ぎるのが早い。どのシーンもよかったけれど「オダチンカーン」が最高。二番手の風間柚乃メインに様々な映画のシーンをダンスと歌で表現するのだけれど、ほんと芝居巧者で達者なので変なシーンなのにおかしみが勝つ。他にもスティックポンポンをつかう客席降りと振りなどもあり、盛り上がること間違いなし。2階でも存分に楽しめました。


本当は朝にお昼ご飯を買うつもりだったのでノープランになってしまったのだけれど、梅田でのソワレまでちょっと時間があったので電車で1駅移動して、初めて行く「Sunny Side 宝塚中山寺店」で昼用のパンと、美味しそうだったので翌日用のパンを買い、中のイートインコーナーで軽く食事。

いい意味で特別なお味じゃなくてほっとするような、それでいて質の高いパン…!そりゃこれは愛されますね。フランク、カレーパン、クリームパン、持ち帰りのブルーベリーベーグル、あんバタ、すべておいしゅうございました。また寄る時間があるときはここに来ようかな。後半はさらに移動して梅田から。

アレフガルド救ってきました(ドラクエIII感想)

前の記事から10日も間が空いたのは飽きたとかじゃなくてドラクエIIIを集中して満喫してたからです。

ちょっと記憶は定かじゃないけれど、ファミコンでプレイした初めてのRPGだったと思う。ガビガビの処理落ちしてようが、セーブが消えまくろうが、とても楽しかった(クリアできてなかったと思うけど)。それが令和になってHD-2Dになってリメイクとはびっくりだよ。そんなに需要あるのか?と思っちゃうけど最近の懐かしアニメリメイクを見るにやっぱり一定層の需要はあるんだろうね。

さすがに初代ファミコン版からはあまりにアップデートが激しすぎるので、スーファミ版(クリア済)との比較で言うと、まず令和らしく非常に便利になっている。フィールドにアイテムが落ちている、オートセーブ、ルーラとリレミトのMPが0、レベルが上がるとHP/MPが全回復、祠やダンジョンへのルーラができる、バラモス城やゾーマの城深部に入口へのワープ、難易度設定可能、船を手に入れてからの小目標を明示、諸々。ぬるくなっていると言われればそうなんだけれど、昔のRPGにありがちなレベル上げしてボスにMP温存できるレベルになるまで停滞するよりはずっといいでしょう。それから新職のまものつかいがあまりにも救済。もちろん新要素のモンスター集めが重要ではあるのだけれど、ばくれつけんの上位互換(防御が高い敵にも通る、ダメージが高い)であるまものよびに、ピオラ+2回行動になるビーストモードの掛け算がバランスブレイカー。とはいえ使わないでもいいのでまあ…ただ勇者の火力が低く感じてしまうのは残念ポイントではある。

全体的にぬるくはなっているけれど、昔からよく言われていた「バラモス仕事してなさすぎ説」を覆すかのように、旧版では何もなかったピラミッドや地球のへそに中ボスが配置されていたり、後半は雑魚的でも2回行動しまくるので油断してると全滅したりした。あとオルテガ周りのエピソードがだいぶ補強されて(私としてはぶっちゃけどうでもいいが)、バラモスを倒す・ゾーマを倒す以外の核のストーリーががあんまりないドラクエIIIに父の足跡を追うという核ができていたのは新規の人にはいい…のかな?

UIまわりも基本的にはよくなっているのだけれど、じゅもんととくぎはフィールドでは投合して使えるものだけ表示にしてほしかったなとは思う。だってとうぞくのはな使ったらセットでレミラーマ使うじゃん!?なんでそこでとくぎとじゅもんを使い分けなきゃいけないのよ、っていう…まんたん、ほぼまんたんコマンドもあるんだから回復も消していいくらいだと思う。あとラーミアの移動周りの変更はただの改悪です。

グラフィックはもちろんHD-2Dがぴったりで美しく、音楽は原曲が素晴らしいのでいわずもがな。全体としては良リメイクだったなと思う。I・IIはそこまで思い入れがないので買うかどうかはわからないけれど、少し楽しみになりました。

最後に一番あがるこの画像を添えて。

 

見る?見ない?それともプレイする?

タイトルは実況動画の話。
ジャック・オ・蘭たんのYouTubeチャンネルを登録しているのだけれど、よくあることとして「前々からちょっと興味ある、おそらくストーリーや体験が大事と思われるゲームの実況動画をどうするか」ということが発生する。
私の場合は、長いシリーズになるようなら1話目は見る。そしてこれは面白そう、と思った時点で見るのを保留して、ほしいものリストに入れて寝かせておく(これは「ファミレスを享受せよ」が該当する)。そこまで興味ないか自分でプレイするのは時間の関係や内容的につらそう、と思ったら最後まで追う(これは「ぼくなつシリーズ」が該当する)。自分でやるよりは時間がかからないし衝撃が少ないから。
単発のときは見ないでほしいものリストに入れて、クリアするまでは見ない。そしてクリアした後にほかの人の感想や体験を重ねたくて見る、それに該当するのが最近クリアした「Refind self」です。

ということでここからはゲーム感想。Refind selfは性格診断ゲームと銘打っていて、開発元が「7 Days to End with You」と同じということもあって気になり、セールになったので購入したがとても面白かった。1つ1つの行動により性格診断が進行して、中途半端な状態でも診断が完了したら終わり、なんだけれど、その中で明かされる情報が気になっちゃって次の周回をすることになる。選択肢をほかのユーザーがどうしたかという統計情報も出るので、あえて1回目と同じとることもできるし、断片的に明かされる情報を追っていくこともできるし、コイン(ゲーム内通貨)をひたすら集めまくることもできる。ストーリーにじんわりしつつも性格診断の側面もちゃんと持ちつつ、どういう方針でゲームを進めていくか自体もユーザーにゆだねられた、唯一無二のゲームでした。

こういうのは実況で見ちゃったら面白さが半減するかな…という気はする。ともかく興味があるならプレイしてみて損はないと思います。明日からはドラクエIIIだ!

初じゅらくと天冥の標IV(記憶用メモ)

11/10に上野へ行ってきた。観光するわけではなく、友人とご飯を食べてお茶するだけだったのだけれど、まあ外国人の多いこと…!不忍池側なんてそんな混まないだろうと高をくくっていたところ、オープン前に並ぶ羽目になってしまった。無事入れたのでよかったけれど、お店を出た時も並んでいたし、観光地は早めの行動もしくは予約が必須になってる世界線ですな。写真はレストランじゅらくで食べた大人のお子様ランチ。オムライスもハンバーグもナポリタンもエビフライも、すべて本気の大人の味で美味!だったのに、ライス少な目にしたのに、胃が苦しかった。

さて、表題の件。
またまたまったく違うパートだったけれど、IIIとほぼ年代が同じだったのでなんとなく続き物のように読めたし、ほぼほぼ恋人たち(ラバーズ)だけの話だったので性愛的な内容が多く、SFとは…となったがシリーズの閑話休題的な扱いなんだろうか?ということでメモ。エロ小説みたいな印象が強くてあまりメモすることがない(笑)

  • 恋人たち(ラバーズ)の起源の話。人に作られ、そして自分たちでも増やすことができるアンドロイド。しかし創造主である大師父の言葉に縛られるものでもある。
  • アダムスと繋がりを持とうとした結果、救世群と関わることになった。やはり救世群との関わりが今後の流れにとって重要なんだろうか。
  • ラゴスは1巻に出てきたラゴスの旧体なんだろうな…ということはラゴスは、1巻に至るまでのすべての経緯や事実を知っていたということ?

次の巻で折り返しとなるので、そろそろ話が動き出すころかな?

 

記憶を連続させるための感想メモ

天冥の標の続きを読んだので今日はその感想というか記憶を残しておくためのメモ。

天冥の標II
読み始めて全然違う話が始まってびっくりしたんだけど、時代がそもそも違うのね!?サーガものとは知らんかった…私はこのタイプのつくりが苦手というか、SFについては読むのがかなり遅いので記憶が保てないのよ!あーここ匂うなって伏線も人物も時代が飛んじゃうと忘れちゃうの!しかも新しい設定が出てきてうごご……撃沈。となったけど、これはこれで読もうと切り替えてみたら救世群や医師団の始まりの話だったので、なんとか詰まらずに読めた。コロナウィルスが世界中で流行したときにオーバーラップしたよね…しかも現実の世界ではこれよりアホだし…陰謀論で戦ってる場合ちゃうねん。また次の巻に行ったら忘れるんだろうな…という気がぷんぷんするので、メモっておく。

  • 救世群はとある致死率の高いウィルスにかかって、生き残った人たち。本人たちはもう問題ないが、感染力は弱まっていないうえに垂直感染(世代を超えて菌を保持する)で、世界中から隔離される。
  • 医師団はなんやかんやあってその救世群の面倒を見ることになる。1巻のセアキは医師団の末裔?
  • ウィルスの感染源はおそらく地球外のなんらかの知的生命によるもの。
  • それとは別の知的生命がコンタクト用にAIを乗っ取ってフェオドールというものになった
  • 西暦201X年の話。202Xだったら預言書扱いだったかも。

天冥の標III
ほらまた飛んでる!メモっておいてよかった。1巻から2巻への飛び方に比べれば時系列が遡ってはいないのでわかりやすいが、またオーパーツのような「ワット」が冒頭から出てきて大混乱。でも海賊側と海賊を取り締まる側を中心とした、宇宙の覇権争いみたいな話だったのでそう難しくはなく、これも詰まらずには読めた。しかしまた間が開いたら忘れそうなのでメモ。

  • 2310年、救世群はやはり差別されたまま。その鬱憤が「ワット」と結びつき、2巻の謎の知的生命である「ドロテア」が表舞台に出てくる。
  • 医師団も出てきて、1巻のセアキの先祖が出てくる。そしてここで1巻の「酸素いらず(アンチオックス)」の先祖とかかわりあい、酸素いらずが救世群を保護下におくことになる。
  • 1巻に出てきた一都市、セナーセーの名前が出てくる。
  • コンタクト用のフェオドールがドロテアとの戦いで失われる。(あくまでコンタクト用で、本体は残っている。羊飼いへ示唆を行った)

的外れでわけわからんことを書いているかもしれないけれど、私もまだわけがわからないので両成敗(?)です。

メタファー リファンタジオ クリア、と。

おおよそ20日程度、75時間でクリアした。トロコンや新しいストーリーが含まれない周回は興味ないのでここで終わったけれど、もっとやろうと思えば100時間はかかるであろうゲーム。昨今、RPGでもプレイ時間が短くなりつつあるのにこれだけのボリュームを作ってそれが売れる、なんだか嬉しい。

全体的にはとてもよくできた、ペルソナを自ら換骨奪胎したゲームだった。
システムはほぼペルソナ(短いスパンでの目標設定、探索、コミュニティ、コミュニティに必要な主人公のパラメータ、戦闘システム)、そのうえで選択肢によるコミュニティの上げ幅に差がなく必ず上がるだとか、恋愛システムがないだとか(これは好みによるとは思う。ただ個人的に行為を寄せてくれているキャラはいるけれど筋書き的にも恋愛している余裕はないので、これは自然でもあり、ちょっと寂しくもあり。)、細かく調整が入っている。
システムで大きく異なる点は、ペルソナ合体がないことと、主人公だけがペルソナを付け替えられるのではなく、アーキタイプ、いわゆるジョブシステムなので自由に付け替えられるシステムかなと。これはペルソナにない新鮮さ!と思ったんだけれど、キャラごとにステータスが大きく異なるし、育てるのもそれなりに大変なので、結局使うアーキタイプが偏ってしまうのはちょっともったいなく感じた。

ストーリーの流れはペルソナっぽいが、日常生活から入るのではないガッツリファンタジーだからこそ見えている長いスパンの目標や目的がはっきりあるし、学生生活ではないので、日付による進捗が推測しにくくなっていて、それも先の見えなさに繋がっていてよい。そしてタイトルにも込められた、創造した物は幻想ではあるけれど、創造したものが現実世界に影響を与え、幻想を現実に変えようとする力がある、欲望や不安も原動力に変える意思や力が人間にはある、というのは、現実世界に生きているときれいごとに聞こえてしまうのだけれど、こうやってゲームや読書をした体験は私の中に生きて、何かが変わっている、それは確かなこと。そう願いたいしそうありたい。クレジットに入れてもらったしね!(プレイするときは本名推奨)

 

さて、クリアでなくリタイアしたゲームを1つ。それは「Backpack Hero」。Backpack Battlesと同じようなバックパックにアイテムを詰めて、ローグライクに街に潜っていくゲーム。好きそうと思って買って、確かに序盤は面白かったんだけど、バックパックの拡張性の低さがちょっと致命的で…どんどんアイテムはロック解除されて色々試したいのに、アイテムをあまり持てないのは、うーむ。あと日本語訳が絶妙に不親切で、同じセンテンス内で説明口調からいきなり怒ってんの?みたいな文体まで混じっててうーむ(まあこれはインディーならよくあることだけれど)。そして最も大きな理由はバグで落ちる!以上!

そういやメタファーは一度も落ちなかったし途中で一度も嫌にならなかったな…やっぱりデバッグや調整しっかりしてるんだろうな。高いには高いだけの理由があるね(ないこともあるけど)。

新しいことチャレンジ月間終わり

人から見たら取るに足らないチャレンジ月間が終わりした。最近の日記で書ききれていないことといえば…

  • 水を1日2リットル飲む
    →よく健康にいいっていうから一回試してみた。飲めなくはないけれど、水以外(お茶やコーヒーなどの嗜好品)を飲んでいる余裕がないのと、常に水を飲むこととトイレに行くことばっかり考えてしまうので、あまりよろしくなかった。慣れなのかもしれないけれど…1日1~1.5リットルくらいが自分にはちょうどいいのかも。
  • アサイーを食べてみる
    →ぽんぽこチャンネルに影響されて。スムージーで飲んでみたけれど…あんまり味はないのね。健康にはとてもいいのだろうけれど、それでこの金額は毎日とかは無理だなと思った。
  • キーボードの掃除
    埃をはらったりブロアーで吹き飛ばしたりはしてるけど、本格的にキーをすべて外して洗ってみた。キーの側面にたまる、皮脂と固まった埃が取れてあらまあこれはすっきり。またたまったらやろう。
  • サイゼで一人飲み
    さすがにサイゼリヤは行ったことがあるけれど、一人飲みはしたことがなかった。常に食事ばかりで行っていたから主食を注文せず、ズッペにアロスティチーニ(ラムの串焼き)、ポップコーンシュリンプ、白ワインでゆっくり飲んだ。グラスで頼んだのに間違ってデカンタできたのはさすがに辞退した…1杯100円ってお手軽でいいよねえ。
  • 本格的なブリトーを食べてみる
    これもコンビニのは食べたことあるけどしっかりとしたというか専門店のブリトーは食べたことなかった。ブリトー1つで1000円以上!?とお値段にひるんだものの、出てきたら雑穀米にチキンに野菜、その他まるっと入った満足するボリュームだった。もちろんたくさん食べる人は足りないだろうけど。
  • セリアに行ってみる
    いわゆる百円ショップのうち、セリアは行ったことがなかったのでどんなもんだろ?と尋ねてみたらけっこうラインナップが違うのね…消耗品は早々変わらないけれど、ちょっとした小物とかは少しおしゃれ…?くつした整理カップを買ってためしたところ便利…!これは買い足そう。
  • ミスドの飲茶を食べてみる
    そもそもミスドの飲茶がある店舗が近くにあることを知らなかったし、フードコートみたいなところだったのでスルーしてた…母と食べに行ったけれどちゃんと美味しいし、あとで1つドーナツがほしくなるちょうどいいサイズで大満足。

今年のチャレンジ、とくに後半はチェーン店とか100円ショップ多めだったんだけど、そりゃ全国にできるよね…という納得具合でした。そこまで高くないのにちゃんと美味しい、って素晴らしい。今まであまり行く機会が少なかったけれど、選択肢に入れて生きていきたいと思いました、41歳。