タイムスリップアゲイン
予定通り金曜日は飲みに行ったが、
その前に仕事がぽっかり空いて暇になってしまったため、
午後休を取り、夜に飲みに行く代田橋の近くに散策に行った。
というのも、この近辺に昔住んでいたことがあり、
懐かしくなって出かけたのだが、色々と変わっていた。
啓文堂がなくなっていたり、マックがマツキヨになっていたり…
自分が過ごしていたころの町ではないのだなあと少し寂しい気もしたが、
逆によさそうなお店も出来ていて、別に悲観することもなかった。
以下のお店に寄ってケーキ&アイスコーヒーを堪能した。
夜は代田橋の「しゃけ小島」にて鮭を堪能。
……照明が暗めなためあまり美味しそうに見えないが、めちゃくちゃ美味しかった。
上しゃけ、カマ、焼き漬け(焼いてしょうゆに浸したもの)、ちゅう、皮揚げ、
チャンジャクリームチーズ和え、鮭バターライス、カブト焼き、ルイベ、
書ききれないほどのバリエーションがあることに驚いた。
1品1品はそれほどボリュームはないのでたくさん頼めるのもうれしい。
野菜もポテサラ、そら豆焼き、ベビーコーン焼き、切干大根など
滋味あふれる味わい。雰囲気も相まってくつろげるお店だった。
上記以外にも色々頼んで4000円行かないのは驚き。
(熱燗をちびちび飲んでいたため、さほど量は飲んでいないというものあるが)
鮭好きなら絶対に行ってみる価値はある。
しかしなんで沖縄タウンのめんそーれ市場の中にあるのか不思議だ。
帰りの電車でうとうとしながら「密約のディール」/英田サキ、を読了。
読み始めてわりとすぐに「あ、過去のすれ違いものなのね」と分かる運びだが、
こういうときは「どうせ勘違いなんでしょ」なんて達観して読むよりも
「なんだってー!過去にそんな大変なことが!」と乗ったほうが得策だ。
過去のすれ違いが結構大きいエピソードだったのもあり、
ぎこちない関係から誤解が解けるまでの流れが良かった。
なんであれやっぱり攻めが受けにべた惚れなのは読んでいて楽しい。
ただ、リーマンものだけあってお仕事面はきっちり描かれているが、
直接関わりを持つわけではないので物足りない気もした。
不満な点はそれと…あと真犯人かな。結婚破棄されてモブに犯されて欲しい。
全体としては良いほうの英田作品だった。