ひとり池井戸小説まつり
とうとう外に持っていける積読がなくなってしまったので、父親の本棚を漁り、「不祥事」を借りた。久しぶりに池井戸潤小説を読んだらなんだかクセになってしまって、「アキラとあきら(BLタイトルかよ)」「かばん屋の相続」「オレたち花のバブル組」「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」を立て続けに読んだ。一週間に小説を5冊以上も読んだのはいつぶりだろうか?どれもあっという間に読んでしまった。
銀行や企業を舞台にする仕事小説でもあり、めちゃくちゃムカつくやつが倍返しにされる水戸黄門ばりの勧善懲悪ものであり、男同士の絆や信頼が描かれるブロマンス要素もあったりと、私が面白く感じるのも当然のことである。それに一度読み出すと止まらないというか、ムカつく攻めが早くザマアな目にあって欲しくてページをめくる手が止められない感覚に似ている。水戸黄門を見てるのに、助さん格さんやってしまいなさいまで見ない人が居ないのと同じこと、かもしれない。
並行してBLも読んでいたが、こちらもあっという間に読み終わってしまった。良かったのはディアプラス文庫の2冊。
【国民的スターと熱愛中です (ディアプラス文庫)/小林 典雅】前半おとなしめだなあと思ったら後半で爆発。白椚節子とか三滝陶器とか大丈夫ですか!おなかいたい! → https://t.co/jhbqqU0fgA #bookmeter
— あやめ (@ayame_decay) 2017年6月20日
【ふたりでつくるハッピーエンド (ディアプラス文庫)/安西 リカ】演技以外はだめだめオジサンの攻めがいい味を出している。年の差ものが好みという点を差し引いても、いい作品だった。 → https://t.co/RbKyf4TbXQ #bookmeter
— あやめ (@ayame_decay) 2017年6月20日
確実に読みたい欲が燃え盛っている。この勢いに任せてキャラ文庫のバースデーフェアを買…わないだろうな。フェアという名の在庫整理はいい加減にしてほしい、といい続けて幾年月、それなりに売上があるんだろうなあ。
また積読がなくなってしまったので図書館通いを復活させて、ただいま外に持っていける積読3冊。新書も借りてきたので今回はじっくり読みたい。