ここ最近Twitterで友人のつぶやきを見ていても、
自分の実感としてもBL小説を買ってない傾向にある。
これは自分(や友人)が買わなくなっただけなのかしら、と
寂しい気持ちがしたので調べてみることにした。
データとしては全く不完全なことはわかりつつも、
部分的にでもいいやと思ってここ5年の2月の出版点数を調べてみた。
レーベル | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 |
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ガッシュ文庫 | 2 | 2 | 3 | 4 | 4 |
キャラ文庫 | 2 | 3 | 3 | 4 | 4 |
コバルト文庫 | 4 | 3 | 6 | 7 | 9 |
SHY文庫 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 |
シャレード文庫 | 3 | 2 | 2 | 3 | 4 |
ショコラ文庫 | 2 | 3 | 3 | 3 | 4 |
ダリア文庫 | 1 | 1 | 2 | 1 | |
ディアプラス文庫 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 |
モノクロームロマンス文庫 | 2 | 2 | |||
花丸文庫 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
B-PRINCE文庫 | 4 | 4 | 3 | 3 | 4 |
プラチナ文庫 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 |
プリズム文庫 | 1 | 1 | 2 | 1 | 3 |
X文庫ホワイトハート | 7 | 4 | 4 | 5 | 2 |
ルチル文庫 | 7 | 7 | 9 | 9 | 8 |
ルビー文庫 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 |
ローズキー文庫 | 1 | 1 | 2 | 3 | |
クロスノベルス | 2 | 2 | 3 | 1 | 3 |
SHYノベルス | 1 | 2 | |||
ビーボーイノベルズ | 3 | 2 | 4 | 3 | 5 |
リンクスロマンス | 5 | 5 | 5 | 5 | 3 |
カクテルキス文庫 | 1 | 1 | |||
ラルーナ文庫 | 2 | ||||
ホリーノベルズ | 1 | 1 | |||
アズ文庫 | 2 | ||||
フルール文庫 | 2 | ||||
アズノベルズ | 2 | 2 | |||
文芸社ピーチ文庫 | 2 | ||||
ローズキーノベルズ | 2 | ||||
ルナノベルズ | 2 | ||||
ドルチェノベルズ | 2 | ||||
TOTAL | 55 | 53 | 58 | 73 | 80 |
データから見た所感。
- ここ3年はそう大して変わらないように見えるが、
2013年から見れば2割、2012年から見れば3割近く点数が減っている。 - ホワイトハートとコバルトはBLが含まれる割合が少ないので、
さらに点数は少ない。 - 新設されたレーベル(赤字)が2つに対し、休止中(と思われる)の
レーベル(青字)は8つ。実際にはフルール文庫も半年近く出ていないし、
花丸文庫も3ヶ月出ていない。 - 電子書籍に移行しているレーベルがコミックと違って少ないので
わりと実質的な点数。 - 新装版や文庫化も含まれているので実質は……(ふるえる)
その他、表にない点で言えば文庫の価格は600円弱~700円だったのが
600円強~750円になり、消費税増税プラスアルファぐらい増えている。
点数が3割減だから値上げしてもその価格設定はしょうがない気もする。
年間の出版点数と電子書籍点数と新人の割合を調べれば、
より真剣に考えられそうな気もするけれど、
一消費者としてはそんなこと考えないで楽しみたいので、
出版社には、売れない買って!とか既刊フェア!みたいなことではなく、
より業界全体を考えた対応を取ってほしいなと思った今日この頃。