オトコの腐ったようなやつ

小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記、雑記

アレフガルド救ってきました(ドラクエIII感想)

前の記事から10日も間が空いたのは飽きたとかじゃなくてドラクエIIIを集中して満喫してたからです。

ちょっと記憶は定かじゃないけれど、ファミコンでプレイした初めてのRPGだったと思う。ガビガビの処理落ちしてようが、セーブが消えまくろうが、とても楽しかった(クリアできてなかったと思うけど)。それが令和になってHD-2Dになってリメイクとはびっくりだよ。そんなに需要あるのか?と思っちゃうけど最近の懐かしアニメリメイクを見るにやっぱり一定層の需要はあるんだろうね。

さすがに初代ファミコン版からはあまりにアップデートが激しすぎるので、スーファミ版(クリア済)との比較で言うと、まず令和らしく非常に便利になっている。フィールドにアイテムが落ちている、オートセーブ、ルーラとリレミトのMPが0、レベルが上がるとHP/MPが全回復、祠やダンジョンへのルーラができる、バラモス城やゾーマの城深部に入口へのワープ、難易度設定可能、船を手に入れてからの小目標を明示、諸々。ぬるくなっていると言われればそうなんだけれど、昔のRPGにありがちなレベル上げしてボスにMP温存できるレベルになるまで停滞するよりはずっといいでしょう。それから新職のまものつかいがあまりにも救済。もちろん新要素のモンスター集めが重要ではあるのだけれど、ばくれつけんの上位互換(防御が高い敵にも通る、ダメージが高い)であるまものよびに、ピオラ+2回行動になるビーストモードの掛け算がバランスブレイカー。とはいえ使わないでもいいのでまあ…ただ勇者の火力が低く感じてしまうのは残念ポイントではある。

全体的にぬるくはなっているけれど、昔からよく言われていた「バラモス仕事してなさすぎ説」を覆すかのように、旧版では何もなかったピラミッドや地球のへそに中ボスが配置されていたり、後半は雑魚的でも2回行動しまくるので油断してると全滅したりした。あとオルテガ周りのエピソードがだいぶ補強されて(私としてはぶっちゃけどうでもいいが)、バラモスを倒す・ゾーマを倒す以外の核のストーリーががあんまりないドラクエIIIに父の足跡を追うという核ができていたのは新規の人にはいい…のかな?

UIまわりも基本的にはよくなっているのだけれど、じゅもんととくぎはフィールドでは投合して使えるものだけ表示にしてほしかったなとは思う。だってとうぞくのはな使ったらセットでレミラーマ使うじゃん!?なんでそこでとくぎとじゅもんを使い分けなきゃいけないのよ、っていう…まんたん、ほぼまんたんコマンドもあるんだから回復も消していいくらいだと思う。あとラーミアの移動周りの変更はただの改悪です。

グラフィックはもちろんHD-2Dがぴったりで美しく、音楽は原曲が素晴らしいのでいわずもがな。全体としては良リメイクだったなと思う。I・IIはそこまで思い入れがないので買うかどうかはわからないけれど、少し楽しみになりました。

最後に一番あがるこの画像を添えて。