ボーナスの皮算用
■ボーナス試算
12月にボーナスがすずめの涙ぶんは出るので欲しいものをリストアップしてみた。
・メガネ (カトラーアンドグロス)
・スーツ (10年着たやつが悪くなったので)
・aniaryのバッグ
・PS4とTVモニタ (自室用)
はい完全にオーバーの皮算用。物欲がとまらない今日この頃。
■今日読んだ本
まずはTOKYOジャンクシリーズ文庫化記念小冊子「Souvenir」ひちわゆか。
いやあ、今年中に届くと思ってなかった。
だって、文庫化自体が予定からズレまくって全サの応募締め切りも延びまくって
小冊子も1月発送予定だったかな?なのに届いたのは10月だったからな。
「今後このようなことのないよう、鋭意努めてまいります」ってナイスジョーク。
読んでみると、「あ、このネタ読んだことある」と思ったものがちらほら。
何せコンテンツが12個のうち、小冊子用の書き下ろしは2作だけだからね……。
でも商業誌でとんと目にしなくなってしまったひちわさんの貴重な書き下ろし、
読み収めと思ってとても大事に読んだ。面白かった。
ひちわさんはどちらかといえば「最悪」や「今宵、雲の上のキッチンで」などの
1冊完結の作品が好きだが、やはりこのシリーズは私のBL史に残る作品なのだと思う。
ああーでも「プラクティスと「十三階のハーフボイルド」の続き、
死ぬまでに読みたいよお。突然書く気になってくれないかな……。
もう1冊は「青い鳥より」/雨隠ギド。
「青年発火点」と「火傷と爪痕」の続きが収録されている。
「火傷と爪痕」は重過ぎて好みではない (ギドさんの作品はどこかしら重いが)ので、
「青年発火点」の続きの感想になるが、これもまたとてもよかった。
「青年発火点」ではものごとを考えすぎる受と、基本男前だけど
年下でドーンと受け止めるほどの包容力はまだない攻だったのだが、
7年後になっても軸のところは変わらず、受けの考えすぎと、
攻めの要所要所での余裕のなさが肝。
人間7年経ったからって、考え方や感じ方の根っこが大きく変わりはしない。
表面上の付き合いならまだしも、恋愛関係においてそうそう変わらず、
環境が変わることでまた相似した問題が起こるのがリアルでとてもよかった。
2人はこれからもちょっとしたヒビを悩みつつ修復して進んでいくんだろう。
相変わらずのズレた受のかわいさ、男前な攻のかっこよさも楽しめてよかった。
本棚に残す作品に確定。
ここんとこアホみたいに忙しかったが、すこし落ち着くのでペースを戻したい。
物吉くんは無事お迎えした。もう玉集めはいい!