半日勤、半日休
今日は出勤で、祝日ゆえのガラガラ電車に乗って通勤。
祝日出勤は憂鬱だがこのストレスのなさは嬉しい。所要時間も5分以上少ない。
いつもこのくらいだといいのに……それでは日本経済がやばいけれど。
しかし出勤しても来るべきものは来ず、来て欲しい人も来ず、
会社にいるのがばかばかしくなったので半日休みをもらった。
質問や連絡やらでなんだかんだ会社を出たのは夕方だったが、
それでも定時後に遊んだ後の人たちにまみれて帰るよりはマシである。
どうせ有給なんてあまりまくってるしな!あと3ヶ月で15日も取れんわ!
さて、今日は積読消化。「俺の初恋にさわるな」/玄上八絹、読了。
玄上作品ってこんなライトな感じだったっけ?久しぶりに読むので忘れてしまった。
完璧超人な幼馴染みを王子様のごとく崇拝し、彼が完璧なお嫁さんと結婚したら
透明人間になって2人を見ていたいと思う卑屈でかなり変な受けを
可愛く思えるかどうかが話を受け入れられるかどうかだと思う。私はダメだった。
完璧超人な攻めが実はそうではなく受けの前でだけ振舞っていたのを
自分の理想を壊すなと否定したり、自分を好きだなんてふさわしくない、なんて
考え方がどうにも受け入れられない。
途中からそういう見方でなくなるにしろ、自分の考え方を押し付けてきたり、
他人の気持ちや行動を勝手に決め付けられるのを読むのはつらい。
なんでこの受けがいいんだろう、とその考えだけは受けに同調してしまった。
隙あらば受けを甘やかそうとする攻めもちょっとどうかと思う。
ワーキング部分もちょっと新入社員の初心さがひっかかりもしたが、
それは大した問題ではない。自分も通った道だからひっかかるのだろう。
普段あまり好みでない作品の感想は書かないが、たまにはいいでしょう。