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オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

三連休とはいったい

■行けなさそうな今年の春

J庭の前後にオフ会のお誘いがあって気づいたのだが、もうそんな季節。
今年は3/21か、ってまた祝日なのかあ……。
残念ながら今勤めている会社は祝日が休みではない。
有給を取ればいいのだが、有給を取れる状況にあるかどうかというと
3/18 納品
3/22 納品
もう決まってたね、納品。この状況で休み取りたいですとは言えない!
半休だけでも取って行きたいが、それで終電まで残業してもな……。
というわけで今年のJ庭参加は前途多難である。

■先週読んだ本

2月に入ってからびっくりするぐらいのローペースになってしまった。
急に忙しくなくなって(ただの先送りだが)早く帰れるようになると
だいたい眠気に負けてしまうせい。それは置いといて、まずは「獣の奏者」。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

 

闘蛇と呼ばれる戦のための生き物を育てる村で暮らしている、
飛び抜けて賢い少女・エリンの生涯を描いている。
私が一番わくわくしたのは、学校へ入り、持ち前の観察力と粘り強さで
今まで生態が少しもわからなかった生き物・王獣の習性を解き明かすところ。
それが原因で、波乱万丈の人生を送ることになってしまったのは、
キリンヤガの空に触れた少女を思い出させてしまうのが皮肉だが、
滅びると分かっていても止められない愚かさも、それでも
そんな中で懸命に生きようとしている強さが眩しくて素晴らしい。
メッセージが多すぎて書ききれないが凄く面白いハイファンタジーだった。

もう1冊は「たったひとつの冴えたやりかた」。

もう古典の領域ですわね。言葉尻とかは古びているものがあるが、
邦題の秀逸さは健在。英語そのままはつまんないって、絶対。
異星人コミュニケーションを扱った表題作と「衝突」が面白かったが、
とみに表題作は、少女コーティーの好奇心と勇敢さと機転、
そして彼女の親友となったシロベーンの誠意がとても良い。
読み終わると、ひどい喪失感と、失ったものへの敬意の念が沸き起こる。
読みはじめが退屈というか入り込むまで時間はかかってしまったが、
入り込むと、短編なのに長い物語を読み終えたような感覚になる。良作だった。

今週はなるべく睡魔に負けないように積読を消化したい。