オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

違いの実感

このブログを始めて1週間以上経ったのだが、

はてなブログって書きやすい……。

前に使っていた某サービスに比べると雲泥の差である。

(使っていない間に向上している可能性もあるが)

WYSIWYGなのにプレビューが遅いとか、

アイコンが分かりにくいとか……ちょっとしたことだけど、

UIや反映速度ってサービスで重要だとひしひし感じている。

 

「親友の行方」/アヴァ・マーチ(超訳 鳩村衣杏) 、読了。

非常に戸惑ってしまった。

どっちが攻めでどっちが受けだかわからなかったのだ。

はっきりしていなきゃ嫌だというわけではないのだが、

日本のBL小説の文法では9割9分、挿絵と名前で分かるのに、

名前でも挿絵でもそれが分からなかった。

そして、受けがゲイでオトコ遊び、攻めがヘテロで女遊び、と

両方遊び人(とお互いをみなしている)なのは珍しい上に、

受けが攻める態度を見せたりと、どっちがどっちの役割なのかが

あやふやで視点がわからなくなってしまい、混乱してしまった。

 

それから、最初っからセックスしまくっているのに、

あとでそんなことで悩むの?逆じゃね?と思ったり。

 

いや、これはこの作品が悪いと言うことでは決してない。

ただの文法の違いであり、文化の違いであり……、

自分の読み方がBL小説に染まっているのだな、と

カルチャーショックを受けた作品だった。文化がちがーう!

 

手放しですべて面白いとはいえないが、自分の幅を広げるためにも、

ぜひハーレクイン・ラブシック(書いてて恥ずかしい)は

続いて欲しいレーベルである。買い支える気はある。