■確率アップとは
ツムツム12月の新ツムは映画にあわせてスターウォーズ。
コインが25万枚くらいたまっていたので8回ガチャをまわしたが、新ツムは0。
エルサ、サリー、マイクといった使わないツムばかり出て腹が立つ。
まあ、確率アップ中にまともに出たことないけどね……確率書いとけ。
そしたら腹立たないから。
■読んだ本
「美味礼讃」/海老沢泰久を本日読了。
今までこの本を知らなかっただなんてー!という素晴らしい作品だった。
本物のフランス料理を日本に広めた辻調理師専門学校創設者の辻静雄氏を
モデルに描いた作品。フランス料理の調理法なんて知らない私にも、
ものすごい膨大な料理の知識がさらさらと入り込む。
そして、食文化に邁進し後進を育てる素晴らしい人々との出会いもあれば、
反面、やっかみや嫉妬や虚栄心を糧に生きる人々と否応なしに絡むこともあり、
清濁を淡々と描きつつ、後に残るのはじわじわとしみこむ深い感動だった。
フェルナンはね、生きているとき、いつもこういっていたの
(略)
料理をつくる人間のつとめは、お客さんにつねにささやかな
うれしい驚きをさしあげることだって。だからわたしもそうしているの
うーん、素晴らしい。朝から本物のフランス料理を食べてみたくなった。
そう言いつつお昼にフレンチなんて食べれないからトンカツだったけど。
BLはマンガを1冊。「どうせ掘るなら深い穴。」/りーるー。
電子書籍を本にまとめた作品。基本、りーるーさんはおねショタだったり
おにショタだが、これは青年同士。この方のオリジナル同人誌は読んだことあったが、
ストーリーは印象に残っていなかったので、単行本になるほどなのかしらん、
また電子書籍1位!のアオリだけが残る作品みたいなことに
なってないかしらん、と訝っていたが全体的によかった。
ゲイであることを隠しつつレンコン農家を営む受と、農業支援の公務員攻。
当初、受は姉と結婚した幼馴染みが好きでにっちもさっちもいかない状態だったが、
次第に攻に体の関係から心まで移るようになっていく。
他の人を好きになっていくパターンはBLでは難しいと思うが、
その過程がエロを交えつつも丁寧でよろしかった。
ただ、エロがうまいだけに、消しの表現があまりにも不自然。輪郭すら描いてない。
これは作家のせいではなくて、むしろ大きな擬音をかぶせたり、
角度で見えないようにしたりと大変な努力は感じられるのだが、
騎乗位のときにあそこだけデッサンの省略した画のようだったり、
フェラチオのときに口元全体に擬音があるとかどう見ても不自然極まりない。
これなら普通に白消しにしたほうがよかったんではなかろうか。非常に惜しい!
素晴らしい作品より、エロのことを長く熱く語るそんな12月初日。