とくに日曜の夜中にシリーズものを一気に読んだりすると覿面。
最低限の仕事はしてるけど1日中あくびを噛み砕いてネットしてた。
社会人として過ごすべき現実はこっちなんだけれど
物語に浸っていたいのよ……ダメな大人。
昨日読みふけっていたのは「いとしの猫っ毛」シリーズ。
BLの困ったところは、早くても月刊誌なので、刊行のペースが緩やかで
前巻までの流れを忘れてしまうこと。忘却力に富んだ私のせいかもしれないが。
それでも「まあいいや」と読み始めてしまうシリーズもあれば、
「いやいや1巻から読み返そう」と思うシリーズもある。
このシリーズは後者なのだが、既刊を引っ張り出すのが面倒で
1ヶ月も積読していた。大変もったいないことをしていた。
表紙右の『みぃくん』の奥底にあった問題が落ち着く巻で、
重い内容もありながらほんわりする雰囲気は今まで通りで和んだ。
表紙左の『けいちゃん』の、家族ぐるみでの包容力のおかげだろう。
いちゃいちゃしていても全然イヤミがないのが嬉しい。
彼らを攻め受けと表現しないのはリバだからである。リバ最高。
話に関しては続き物なのでこのぐらいにしておくが、
絵に関しては4巻は変わったなあと感じた。
特に目の表現。昭和落語心中でも同じことは感じてはいたが、
刊行期間に空きがあるこちらで見るとなおのことである。
目の表現が、浮世絵チックと言うか、明らかに変わった。
表現が豊かになった反面、ユーモラス過ぎる気もした。比較すればの話だが。
嫌な絵柄になってしまった!ラヴァーズ文庫常連の挿絵師のように!
というわけでは決してないのでご安心を。誰とは言わんがわかるはず。
今日はKindleマンガをばっさばっさと消化しつつ、
「ドラえもん短歌」/桝野浩一編、も読了。
「さようならドラえもん」の話を思い浮かべるだけで泣けるというくらいには
ドラえもんが好きなので買った。が、短歌の質にばらつきがあるように感じた。
単に好みの問題かもしれない。好きな歌ベスト3は
「ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は 出さなくていい」
「僕たちが 今進んでいる 方向の 未来にドラえもんはいますか」
「大丈夫 タイムマシンが なくっても あの日のことは 忘れないから」。
ドラえもんがいてくれたらなあ……と子供のころは切に考えていたが、
子供に真剣にそう考えさせるって凄いよなあ……。
ドラえもん好きなら目を通してもよいと思う。
「ドラえもん タイムマシンで 5年後の BL事情 見たいなあ」字余り。
今夜はKindleマンガか「二代目の愛は重すぎる」/楠田雅紀、にするか悩み中。