銀河英雄伝説のDVDをちょこちょこ借りて見ているが、丁寧なつくりに感心する。
本編で28巻ってどんなアニメやねん……と思っていたけれど
これだけ密度が高ければ頷ける。原作ではヤン一強で好きだが
シェーンコップとかアッテンボローも好きになってきた。
声と絵が付くというのは影響が大きいと改めて感じる。
今日読了した「英国一家、日本を食べる」/マイケル・ブース は逆パターン。
英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
- 作者: マイケル・ブース,寺西のぶ子
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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面白いと聞こえていたがなんとなく読む気にはなれなかったこの本、
NHKのアニメを見て原作を当たりたくなった。やっぱり私は原作厨。
東京を皮切りに、北は北海道、南は福岡に沖縄、
関西の大阪に京都、と本当によく移動して日本を食している。
3ヶ月の期間があったとはいえ、日本人でさえそれほど移動して
食べる人は少ないだろう。(もちろん仕事ってこともあるけれど)
ル・コンドル・ブルーで修行したこともある著者が、
フードライターの目で、海外からの観光者の目で描く日本は
知らないこともたくさんあり、現代の東方見聞録として楽しめた。
生まれてこの方関東圏で生活し、母方の田舎は東北しているので
大阪は行ったことないし、京都も1回、修学旅行で行ったきり。
旅行に興味はないが、食べ物は1度味わってみたい、という気にさせた。
日本人にそう思わせるって、それだけですごいことなんじゃなかろうか。
しかし「壬生」という店は本当にあるんだろうか?あるんだろうな。
本当の出汁というものを味わってみたいな。
…コンビニ大好きの私に味がわかるかは甚だ疑問だが。続編も読む予定。