オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

2021/11/21 遠征とちょびっと読書日記

遠征で日付が変わるころに来たく。大雨で風邪引きそうなくらいびしょびしょで帰宅した。早く寝ればいいのに遠征の興奮冷めやらず、見てきた宙組全国ツアー「バロンの末裔」「アクアヴィーテ!」のナウオンステージを見ながら反芻してた。

・「バロンの末裔」は重苦しい話かと予想していたら、以外とコメディ風味もありつつ、セリフがおしゃれでなるほどこれが正塚作品、と心の中でうなずいてしまった。初日だったからさらにここからアドリブ等が増えていくんだろうなあ。結末はまさかの兄とくっつくという、いやまあ兄弟の双子をトップスターが演じているのでどっちでもトップコンビがくっつくことになるんだけれど、物語を動かしていた弟が去るとは…兄もなんだか憎めないのでまあいっか、っていう説得力が無いと成り立たない話ですわ。

・ショーの「アクアヴィーテ!」も別箱用にリメイクされていたけれど、全体的な構成は大劇場と近く、芹香斗亜・和希そらが不在の分を真風涼帆がソロだったり、桜木みなと、瑠風輝、鷹翔千空が番手繰り上がって埋めていく感じ。こってぃ(鷹翔)がお芝居では控えめなお役だったが、1場面センターの箇所があって本当によかった…!それから退団した実羚淳の場面を優希しおんが引き継いでいたが、もう足が200度ぐらい上がってんじゃないかって感じでダンスが素晴らしかった。潤花センターの娘役だけの新場面も振りがキュート。そして小春乃さよのエトワールもこうでなくちゃ…!声質が大変好きなのでバンバン歌ってほしい。もっと深みを増していく舞台を見たいけれど、さすがに月に3回関西に遠征したので財布も体力も大変しんどいので、余裕があったらライブ配信見るくらいにしておこう。

・今回は遅めに出かけたので、お昼は駅弁で軽めに済ませ、開演前はツマガリとキャトルレーヴ梅田、終演後は先日親子丼を食べた店で鶏カツ丼、辻利で抹茶&ミルクソフト、りくろーおじさんのチーズケーキ、551の豚まんを買って終わり。どこも人が沢山で並ぶのは嫌だったけれど、20時に閉まって買えなかった緊急事態宣言中に比べたら全然マシ。来年の遠征はバウホール公演は望み薄として、上半期は星組御園座公演、花組梅芸公演あたりかな。遠征できますように。

 画像は幕間、八起庵の鶏カツ丼、辻利のソフト。

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・移動中に西尾維新の美少年探偵シリーズ読了。「パノラマ島美談」あたりが最もピークで後半が薄味に感じたが、すらすら読めちゃうからなんだかんだ読んじゃうし、キャラクターの立ち方は凄い。

・「王子と護衛」/海野幸も読了。帯に「Dom/Subユニバース ソフト度★5」とあったので入門編としてはいいかな?と買ってみたが、普通のSMものと違いがほとんどなかった。本場ではオメガバースのようにヒートだの抑制剤だのあるらしいけど…まあBLに階層社会や妊娠/出産/家族を求めていない身としては、オメガバースよりは忌避感が弱い。また別のDom/Subを1冊読んでみようかな。