オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

2017年いろいろなベスト

あけましておめでとうございます。
12月はどうせ買う本もないし…と本を調べなかったら意外と買うものがあったりしてちょっと後悔。でもまだ1月は調べていないという体たらく。明日頑張ります。こんなんですが今年も書きたいときだけ書くのでよろしくお願いいたします。

さて去年は読書欲はあまりなかったけれどなんだかんだ252冊読んでいた。
その中で良かったBLコミックとBL小説を5冊ずつ考えてみた。
アフィリエイトリンクは手間なので省きます。

■BLコミック(読書メーターから自分の感想転載)

「百と卍」/紗久楽さわ
 →平成の杉浦日向子さんか!と思うほどに江戸風俗が描かれている。
  絵もむっちりしていていい意味でいやらしい。

「オレとあたしと新世界1」/古宇田エン
 →これ初コミックスなの?こなれてるなあ。
  テンプレという意味ではではなく、オリジナリティがバッチリ。
  前半のコメディからの落差がすごいので早く幸せな姿をみたい。
  (※現時点では2巻出てます。積読中!)

「にいちゃん」/はらだ

 →これは個別感想あり。

 「僕のおまわりさん」/にやま
 →2作目で確定、にやまさん好きだわ。
  テキトーはぐらかしオジさん受もむっつり攻、どっちもよい。
  (※紙の三冊目「ご利用は計画的に」もやはり好きだった)

「インディゴの気分」/丸木戸マキ
 →最終的にくっつかないとわかっていても、純文学系を
  読んでいるような奥深さ。そして3作目にもやはり漂う昭和感。
  もうこれは確固たる個性ですね。

■BL小説

「2119 9 29」/凪良ゆう

 →個別感想あり。

 「愛に跪く時」/英田サキ

 →アンソロで昔読んだな、なつかしい。
  話がうまく膨らんでいて話に浸れた。

「色悪幽霊、○○がありません!」/中原一也
 →久しぶりの中原さん。性器を探す話というと須和さんの「あいつ」を
  連想してしまう、が、幽霊が中原さんらしいエロオヤジなので
  全然話が近くない。コメディとして楽しんだ。

錬金術師と不肖の弟子」/杉原理生
 →読書メーターにすら感想書いてなかった。
  BL色はかなり薄いのだけれど、会話の妙や世界観が
  練り込まれているいいファンタジーでした。

「ハイスペックな彼の矜持と恋」/夕映月子
 →いい意味で夕映さんはこんな作品も書けるんだ…!と驚嘆した作品。
  拗らせてる受けがたいへんよろしい。
  1年の最後にいい作品に出会えてよかった。

以上5冊ずつでした。
自分のこのみの問題もあるけれど、小説はおなじみの人ばかりで、
コミックは2010年代以降の人ばかりだなあ、というのが……。
小説の新人はどうにも手が出づらいんだよね……
マンガに大して小説は縛りが多すぎるせいだろうか。
今年の目標は「最近デビューしたBL小説作家さんは、
少しでも惹かれるものがあったら買う」にしよう。
みなさんにとっても収穫のある年でありますように。

番外編:ゲーム
ペルソナ5」「ドラクエ11」「スプラトゥーン2
ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」「大逆転裁判2」の5本。
ペルソナ・ドラクエは正統進化、スプラとゼルダは未知の楽しさ、
大逆転裁判2は1作目の評価をひっくり返したストーリー、
それぞれ素晴らしいゲームでした。