オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

わたしのリリー

■グラブル日誌16.8.15

この終戦の日になにをしていたかというと、グラブルと読書。
平常運転で生活できることは本当に幸せだよね。黙祷。
グラブルは四象イベントが今日で終了。玄武以外はすべて自発で
5分以内に倒せるようになったのでとても楽チンだった。
今回はヒヒイロカネを狙っていないので、デイリーミッションと
討伐章100枚を目標にして無事完了した。
玄武甲槌も手に入って水パはようやく武器色染め完了。(へぼい)
明日からの討滅戦はケルベロスだけ頑張ろうかな。

■ツボに入りまくった映画

夏休みの前の話になるが、下高井戸シネマ
リリーのすべて」を友人と3人で観に行った。
元々はLGBT映画祭を観に行こうとしていたのだが、
見たかったものがなんと前売り券売り切れで、
次善策としてこちらを選んだのだが正解だった。

いやあ、とにかく泣いた。自分でびっくりするぐらい泣いた。
実写映画で泣くことはそうそうないんだけれど泣いた。鼻も垂れた。
友人の1人も同じぐらい泣いていたので鼻を啜る音の輪唱である。
(もう1人は、うるっと来た時にすでに横の2人がすでに
ガン泣きしてるから涙が引っ込んだそうな。あるある)

これほどまでにこの作品が心の琴線に触れたのは、
自分も主人公と似た経験があったからだと思う。
私は性自認は男性のほうに傾いており、性同一性障害ではない…
と今は思っているが、思春期のころは男性になりたくない、
女性でありたいと思っていた頃もあった。
しぐさと喋りはオネエだしひらひらした格好も好きであり、
確実に私の中にもリリーがいるのである。
そしてそれを父親が疎んじていて、怒られたこともある。
自分にとって自然な振る舞いを抑圧されるのは非常に苦しい。
それをリリーに重なって、本当の自分を解放するまでの道のりを
体験しているようなものなので号泣せざるを得ない。

泣けるといっても、リリーは心の底から解放されるので
ただ悲しいだけではなく、どこか救済された気持ちもある。
今更だけれどぜひオススメしたい映画である。