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オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

ライフワークなるもの

■2日連続ぐらいではドヤれない

昨日物欲は満たされたので、今日の活動的な行動はジムのみ。
昨日は有酸素運動のみで、今日はウェイトのみにした。
2日連続で行くのは珍しいが、何曜日でも何時でも必ず見かけるような
人もいたりする。ジムでのトレーニングがライフワークなんだろうか。
まったく羨ましくもなんともないけれど、幸せだろうなと思う。

■昨日読んだ本

図書館本を優先して読むべきだが、ついついBLに浮気した。

そんなん仕事しとるんやろが! (二見書房 シャレード文庫)

そんなん仕事しとるんやろが! (二見書房 シャレード文庫)

 

明神さんの挿絵で商社ものと聞いたら大半の人はスーパー攻め様を
想像されるんじゃなかろうか。そんな時期が私にもありました。
中身は想像と違っていて、BLなのにちゃんと商社で働いていた。
そんなに大げさなことか?と思われるかもしれないが、
仕事ができる男だったり役員だったりするのに仕事してねーなこいつ、
というリーマンものが世にあふれている中で、
左遷され不遇な立場でも働こうとし、サポート役を正しく評価し、
「なぜ商社で仕事がしたいか」という信念を語る攻は新鮮だ。

ワーキングに大半が取られているが、攻めは受けが可愛くて
仕方がない、という描写はあちこちに見受けられるし、
想いが通じてからは濃厚でそこまでバランスは悪くない。
今城さんは働く男をメインにする方向で確定なのだろうか?
地に足がついていて、私の好みである。大歓迎。

もう一冊は一穂さん初の非BL本。 

きょうの日はさようなら (集英社オレンジ文庫)

きょうの日はさようなら (集英社オレンジ文庫)

 

オレンジ文庫はラノベなんだろうか?よくわからないが、
ごりごりのラノベではなくジュブナイルSFとでもいうべき作品。
2025年、明日子と日々人のもとに、1995年からコールドスリープしていた
女子高生のいとこ・今日子を父が連れてくる。一言で言えばそれだけ。
SFとしては目新しくもないが、とにかく引き込まれてしまった。

1995年とちょっと未来の2025年は地続きであるはずなのに、
地球から見ればあっという間の30年のはずなのに、
隔たりを感じさせる描写が上手い。物質的な違いももちろんだが、
精神的な違いが皮膚感覚並に敏感で、「わかる!」と共感できる。
そして今日子が感じる、その隔たりへの恐怖や悲しみも、
1995年を過ごしてきた私たちには痛いほどわかってしまう。
1990年代が学生時代だった人には特にわかるかもしれない。

一穂さんは上手いなとBL作品を読むたびに思っていたが、
非BLになってもくっきりと上手いということがわかるなあ。
いや、BLだと「萌えるかどうか」が好みに強く関わってしまうので、
逆にその上手さがキャラをあざとく感じてしまうこともあったが、
かえって非BLだと萌えを感じない分、素直に読めるのかもしれない。
恋愛要素あんまりないしね。

きょうを、あしたを、この日々を、私は生きる。

読み終わると、この帯が全てを語っていたことがわかる。
あまりネタバレしたくないタイプの内容なので、この程度にしておくが、
BLじゃないのかあ…と思っている私の同類は安心して手に取りませう。
こういういい作品を読むと、私のライフワークは読書、と言いたくなる。