冬のお供に
■日記
今日から出社、2016年の仕事スタート。
AM中はそれなりに忙しかったが、詳細も納期わかりません!
と客先が開店休業状態になったので、ぼーっとリハビリできた。
来週以降の惨状は考えたくないが、まあマシな1日目かな。
■読んだ本
「囀る鳥は羽ばたかない 3」/ヨネダコウを読了。
囀る鳥は羽ばたかない(3) (H&C Comics ihr HertZシリーズ)
- 作者: ヨネダコウ
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2015/06/01
- メディア: コミック
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昨年発売されてから「私、山場を越えたらこの作品読むんだ……」と
フラグを立てて積読しておいたのだが、ようやく読んだ。
はあ、もうサイコーです。ヤクザBL小説の「エス」と双璧をなす、
ヤクザBLマンガ当代一の作品である、と思っている。
色恋を重視して生きていない、女性ですら道具として扱うような、
BLなんて縁遠い男がBLするのがヤクザBLの醍醐味だと思っているので、
色恋なんてものから縁遠いということを明示するエピソード、
つまり精神的または肉体的に痛さを感じるような描写が無いと
面白くないんだけど、その点、この作品は全く容赦がない。
この冴え冴えとした冬の寒さのようなが厳しさがないとね!
最初っから甘々なヤクザBLなんて暖冬のようなものである。
2巻まではBL要素が少し低めだったが、2巻費やして
受の異常さと攻の異常な一途さを描いていて、下地は十分整っていた。
そこに、今巻の関係の兆しが見えたときと言ったらたまらない。
過激さで言えば2巻までのほうがよっぽど強烈だったが、
それは受けの矢代にとってはただの処理であって、
恥じらいとか一切ないからいやらしく感じなかったんだけれど、
今巻のは過激でなくても非常に美味しく、醍醐味そのもの!堪能した。
早く続きが読みたいシリーズだな、本当に。今年中に出たらいいなあ。