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オトコの腐ったようなやつ

腐ってます。小説・コミックの感想、ゲームプレイ日記などが中心。

永遠のシチュエーション

BL小説感想

昨日朝一でメールチェックしていたら「あっ…これやばいやつじゃね…?

という事態が予測され、予測どおりやばいやつで直近の納期が1週間変わった。

いやな予測は大体当たる気がするのは、希望的観測ではないせいか。

 

■昨日読んだ本

久しぶりに、1日に2冊もBL小説を読んだ。「パブリックスクール」/樋口美沙緒。 

パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫)

パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫)

 

表紙の↑対比↓がうつくしい。

パブリックスクール: -群れを出た小鳥- (キャラ文庫)

パブリックスクール: -群れを出た小鳥- (キャラ文庫)

 

外国への憧れやノーブルな雰囲気、そして男子校。

やっぱりパブリックスクールって永遠の萌えシチュエーションだ。

その舞台にて、貴族階級に生まれ常に王様のように君臨するエドワードと、

妾の母から生まれ蔑まれてきた礼が義兄弟となり、愛を知らない者同士が

不器用な愛に芽生えていく話が演じられる。起承転が激しく、

少し想いが通ったと思えば離れ、また近づいたと思えば遠くなり、を繰り返して、

非常にやきもきさせられるのだが、礼の視点を通して、次第にエドワードが

何を考えているのかわからない嫌な奴からなんとも分かりやすい嫉妬深い恋する男に

変わっていくのがじれったいながらも可愛かったのだ。

 

最終的にはパブリックスクールを出て、社会人になってからも描かれている。

スクールの中で起こったいざこざがあったからこそ、大人になってから

強い絆を得たのだと思わせられる、読後感のよい作品だった。実に良作。

樋口さんはファンタジー臭というか、少し現実と離れている作品のほうが好みだ。