紙と電子の比率
■紙が好きだけど部屋は有限
朝一でジムと図書館に行き、5冊返却して2冊借りてきた。
週に平均3冊ほど借りるのだが、先月は18冊とよく借りた。
読んだ本(マンガ含む)は全体で77冊なので23%ほど。残りの本のうち、
65%が紙の本で35%が電子書籍。全体を見れば紙の本が約73%なのだが、
自分と同じように電子書籍も併用している人はどの程度の割合なのだろうか。
電子書籍ってこれだけスマホ所持率が上がってるのに普及してないもんなあ……
自分も小説は紙で読みたくて、電子書籍は週刊誌のマンガのように
速いペースで冊数が増えていくものをメインにしているからそう割合は多くない。
紙と電子書籍の発売日がみんな同じになるか、どのデバイスやアプリでも見れるか、
電子書籍が紙より30%ぐらい安ければもっと普及率あがると思うんだけどな。
贅沢な要望だろうか。
■週末に読んだマンガ
金曜日の夜から「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」/鴻池剛、
「宇宙兄弟」27/小山宙哉、「GIANT KILLING」37/ツジトモ、
「亜人ちゃんは語りたい」2/ペトス、「3月のライオン」10・11/羽海野チカ、
「ちはやふる」29/末次由紀、「きのう何食べた?」11/よしながふみ、を読んだ。
伊東せりかという宇宙飛行士がネットを中心に非難される顛末がメインの巻。
ネットでの非難は顔が見なければ気にしないですむんだけど、
つい見ようとするとのっぺらぼうを相手にしているようで大変気疲れする。
ましてや無視してすむ立場でない人は本当に大変だろうな…と思う昨今だが、
それを乗り越え、悲願の実験を成し遂げたあとの画がものすごく素晴らしかった。
落涙することのない宇宙だからこその涙の表現。
「泣いてもいいのは、悲しくて仕方ない時と嬉しくて仕方ない時だ」という
この巻の名言があるが、それ以外にもある。感動したときだ。つまり、私は泣いた。
思い出すだけで泣ける場面の殿堂に入るだろう。
(ちなみに不動の殿堂はさよならドラえもんである)
毎巻毎巻、何かしら心を動かされる宇宙兄弟、まだまだ続いて欲しい。
あとは、こちらも毎巻何かしら食べたくなる「きのう何食べた?」11/よしながふみ。
きのう何食べた?(11)限定版 (プレミアムKC モーニング)
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/11/20
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ゲイの夫夫生活と料理を描いた作品だが、よしながさんは食べ物に
人生をささげていると「愛がなくても喰ってゆけます。」で書いていただけあって、
食べ物の描写が細かく的確で、「あ、これやってみよう」と思わせる。
レシピも細かいけれどざっくりな作り方も紹介されていてうれしい。
ゲイ夫夫ならではの悩みや親に対する悩み、(独身と思われる)中年男性の悩みなど、
軽いものから重いものまで人生いろいろあるけれど、
ごはんを美味しく食べられれば人生なんとかなるよね、と楽観的になれる。
まあ、手に職をつけていてパートナーもいてゲイとしてはベストだよね…(遠い目)
明日は祝日だが仕事。非国民として仕事頑張る。