少年は耽美を描き続ける
■日記
昨日は昼寝しすぎて夜眠れなくなるかなーと危惧していたら、案の定、
寝付くのが遅くなった上、この時期に小うるさい虫の羽音が気になって
3時間ほどしか寝ていない。合計すれば6時間は寝ているがさすがに眠い。
昼食後のお昼寝タイムもがっつり寝たがそれでも眠い。
冬に備えてなのか、最近眠気がものすごく強い気がするが気のせいか。
なので今日の通勤時間は眠気に負けてあまり本を読めなかった。
■今日読んだ本
「少年よ耽美を描け」7/ミキマキがKindleで出ていたので購入した。
少年よ耽美を描け BOYS BE TAMBITIOUS(7) (ウィングス・コミックス)
- 作者: ミキマキ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2015/11/06
- メディア: Kindle版
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さすがに1巻のころの溢れかえるほどの美味しいネタはなくなってきたなあ、と
それなりに楽しく読んでいたが、#80 「くじびき☆トランス」一番くじネタと
#82 「奮闘!ブラウザゲーム」ブラウザゲームネタで腹筋崩壊した。
「寿司これくしょん」ってなんだよ!擬人化された寿司ネタが戦ったり脱いだりって、
現実世界でもほんとに誰かが作ってしまいそうで怖い。
月曜朝から「電車の中で唇をかんでうつむいてるけどニヤケが隠せていない人」に
なってしまった。あいかわらずネタがかみ合ったときの破壊力は絶品である。
あるあるもので7巻まで勢いが衰えないというのは本当に凄い。
「シャーロックホームズの冒険 新訳版」/石田文子訳 もKindleで読了。
シャーロック・ホームズの冒険<新訳版 シャーロック・ホームズ> (角川文庫)
- 作者: コナン・ドイル,石田文子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/11/29
- メディア: Kindle版
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短編だということと、Kindleでの積読本は物体として見えないせいで
積んでる気がまったくせず、読んでいないことへの罪悪感も不可視なので、
読むのに3ヶ月もかかってしまった。(今日読んだのはラスト5%のみ)
むかしむかし、学生のころにちょこちょこ新潮文庫版で読んでいたのだが、
どうにも翻訳がとっつきにくく、どこまで読んだかも覚えていないほどにしか
触れていないシャーロックだが、大逆転裁判を機に、
読みやすいと評判の角川新訳版を読んでみた。
翻訳としての質や当時の雰囲気はそのまま、でも言い回しは現代的になっていて、
なるほど、非常に読みやすかった。
「赤毛同盟」や「まだらの紐」はだいたい覚えているが、他の短編は
まったく覚えていないものもあった。トリックが今読むととてもシンプルだったり、
検証できず推論だけで終わるような話もあったせいだろうか。
それでも偉大な作品に変わりはないがね、ワトスン君。
今では珍しい推理小説オブ推理小説なので、それを味わいたいときには良い。
ちなみにこの新訳版ではワトスン。個人的にはワトソンでもどっちでもいいけど、
シャーロキアンはこだわるらしいので一応書いておいた。
あとはえすとえむさんの挿絵があればもっと素敵だったろうな、と
表紙にも惹かれた人間としては、一抹の残念さがあった。