太ももが痛気持ちいい
「木曜日のフルット」2巻の中で
「毎日どこかが筋肉痛!最高!! 生きてるう」という台詞がある。
半年前だったら「何言ってんだこいつ?」と思っただろうけど、
今はちょっとわかる。
前と同じ負荷だと筋肉痛にならないと少し誇らしかったり、
逆に少し負荷を上げて次の日筋肉痛だと効いてるのがわかって
痛いけど気持ちいい。生きてる実感がある。Mじゃありません。
Mに関連して。
今日は「いつもそこには俺がいる」/綺月陣、を読了。
この著者は大好きなのだが、このシリーズだけは読んでいなかった。
理由その一、古い。1996年掲載作って……。
古いからつまらないということは決してないんだけれど、
世相を反映するところがあるのでつらいこともある。
理由その二、シリーズの 順番がわかりづらい。
「いつもナントカ~してる」と少しずつ変えてゆくタイトルは、
統一感はいいんだけれど巻数がわからない。
理由その三、挿絵が好みではなかった。
その三は、残念ながら挿絵が変わっても継続しているが、
その二は順次刊行なので解消。そして楽しみに直結するその一は、
あとがきによると全ページと言っていいほど改稿したらしく、
そのおかげか特に文章で古臭さを感じることはなかった。
(展開が今風でないことは逆に新鮮なので気にならない)
攻めが結婚式を挙げることで肉体関係だけだった受けの本音を
あぶりだしたい、というぶっ飛んだ理由に鼻白んだが、
攻めの俺様ぶりに潜む怯懦が可愛いのでよしとする。
そんな攻めに翻弄されつつ付き合ってる受けは、
正真正銘のMだろう。(関連すると言ったくせにここまでひっぱった)
ファンタジックなBL(ファンタジーBLにあらず)は、
楽しんだものが勝ちである。
この勢いで2巻も読み続けられそう。並。
今日は残業で疲れたのでポケモンORASで
ウルガモスの孵化作業を少しして寝る。